結婚記念日の名称一覧|紙婚式から銀婚式・金婚式・ダイヤモンド婚式まで、年数別の意味と贈り物の考え方
公開・更新・執筆: Milivy 運営チーム
「今年で10年目。これって何婚式だったかな」。結婚記念日が近づくと、ふとそんなことが気になります。結婚記念日には年数ごとに名前が付いていて、紙婚式から始まり、銀婚式、金婚式と続いていきます。この記事では、1〜15年目は毎年、それ以降は5年刻みで75年目までの名称を一覧にしたうえで、名前の由来の考え方、素材にちなんだ贈り物の選び方、家族で祝うときの段取り、そして「何年目から数えるのか」といったよくある疑問まで整理します。
結婚記念日の名称一覧(1〜15年目)
まずは、結婚してからの最初の15年です。この時期は毎年名前が付いていますが、資料によって呼び方が分かれる年もあるため、複数の呼び名がある年は併記しています。
| 年数 | 名称 | 素材にちなんだ贈り物の例 |
|---|---|---|
| 1年 | 紙婚式 | 手紙、アルバム、ふたりの写真をまとめた冊子 |
| 2年 | 綿婚式(藁婚式とも・諸説あり) | コットンの寝具やタオル、麦わらの小物 |
| 3年 | 革婚式 | 革の財布や鍵ケース、ベルト |
| 4年 | 花婚式(書籍婚式とも・諸説あり) | 花束、鉢植え、思い出の本 |
| 5年 | 木婚式 | 木製の食器、家具、観葉植物 |
| 6年 | 鉄婚式 | 鉄のフライパン、鋳物の鍋 |
| 7年 | 銅婚式 | 銅のマグカップ、銅製の調理道具 |
| 8年 | 青銅婚式(ゴム婚式・電気器具婚式とも・諸説あり) | 家電、ブロンズの置き物 |
| 9年 | 陶器婚式 | お茶碗やマグカップなどの器 |
| 10年 | 錫(すず)婚式(アルミ婚式とも・諸説あり) | 錫のタンブラー、アルミの旅行用品 |
| 11年 | 鋼鉄婚式 | 包丁、ステンレスの調理道具 |
| 12年 | 絹婚式(亜麻婚式とも・諸説あり) | シルクのスカーフ、リネンの寝具 |
| 13年 | レース婚式 | レースの小物、テーブルクロス |
| 14年 | 象牙婚式 | アイボリー(象牙色)の雑貨や食器 |
| 15年 | 水晶婚式 | クリスタルのグラス、水晶のアクセサリー |
結婚記念日の名称一覧(20〜75年目)
20年目以降は、5年ごとに節目の名前が付いています。とくに25年目の銀婚式と50年目の金婚式は広く知られていて、家族や親族で祝う節目として親しまれています。
| 年数 | 名称 | 素材にちなんだ贈り物の例 |
|---|---|---|
| 20年 | 磁器婚式(陶器婚式とも・諸説あり) | 磁器の食器、ペアのカップ |
| 25年 | 銀婚式 | 銀のアクセサリー、カトラリー |
| 30年 | 真珠婚式 | 真珠のアクセサリー、真珠色の小物 |
| 35年 | 珊瑚(さんご)婚式(翡翠婚式とも・諸説あり) | 珊瑚や翡翠のアクセサリー |
| 40年 | ルビー婚式 | ルビーのアクセサリー、深い赤色の贈り物 |
| 45年 | サファイア婚式 | サファイアのアクセサリー、青を基調にした贈り物 |
| 50年 | 金婚式 | 金のアクセサリー、金箔をあしらった器 |
| 55年 | エメラルド婚式 | エメラルドのアクセサリー、緑を基調にした贈り物 |
| 60年 | ダイヤモンド婚式 | ダイヤモンドのアクセサリー |
| 70年 | プラチナ婚式 | プラチナのアクセサリー |
| 75年 | ダイヤモンド婚式(60年目と同じ呼び名で載る資料が多い・諸説あり) | 家族写真、記念のアルバム |
16〜19年目や65年目にも呼び名を載せている資料はありますが、定着しているとは言いにくいため、ここでは省いています。名前のない年は「○周年」とそのまま呼んで、ふたりで好きなテーマを決めて構いません。
名称はどうやって決まった?由来の考え方
一覧を眺めると、紙、綿、革、木、鉄と、年数が進むにつれて素材が硬く、壊れにくく、価値の高いものへ変わっていくのがわかります。ここには、ふたりの関係が時間とともに形づくられ、強く、かけがえのないものになっていく歩みを素材になぞらえる、という考え方が込められているといわれています。
この習慣はヨーロッパで生まれて各地に広まったといわれていますが、いつ、どこで始まったかについては諸説あり、はっきりしたことはわかっていません。名称が資料ごとに少しずつ違うのは、もともと英語などの一覧を翻訳して伝えてきた過程で、訳し方や選ぶ素材が分かれたためと考えられます。4年目が「花」だったり「書籍」だったりするのは、その名残です。
だからこそ、「どの資料が正しいか」を気にしすぎる必要はありません。ふたりが気に入った呼び名を選んで、その年のテーマにする。それくらいの距離感で付き合うのが、いちばん楽しめる使い方です。
年代ごとの贈り物の考え方
名称にちなんだ素材は、贈り物を選ぶときの「きっかけ」としてよくできています。年代ごとに、選び方の軸が少しずつ変わっていきます。
1〜5年目:暮らしに溶け込む、やわらかい素材
紙、綿、革、花、木。この時期の素材は、どれも日常で手に取るものばかりです。高価なものより、毎日使うたびに思い出せるものが向いています。紙婚式なら手紙や写真をまとめたアルバム、革婚式なら鍵ケースや名刺入れ、木婚式なら木のカッティングボードやスツール。手紙に「今年は紙婚式だから」と一言添えるだけでも、名称は十分に役目を果たします。
6〜15年目:生活を支える、丈夫な素材
鉄、銅、陶器、錫、鋼鉄、絹、水晶。台所道具や食器が並ぶのがこの時期の特徴で、ふたりの生活そのものを長く支えてくれる贈り物と相性がよくなります。鉄のフライパンや包丁のように「これから何年も使うもの」を一緒に選びに行く、という祝い方もこの年代ならではです。象牙のように、いまは避けたい素材が名前になっている年は、アイボリーの色味に置き換えるなど、素材の「雰囲気」を借りれば十分です。
20年目以降:残るものと、家族を巻き込む贈り物
磁器、銀、真珠、珊瑚、ルビー、サファイア、金。宝石や貴金属が続くので、アクセサリーを思い浮かべる方が多いと思います。もちろんそれも素敵ですが、この年代の記念日は、子どもや孫など家族が祝う側に回ることが増える時期でもあります。銀婚式に家族写真を撮る、金婚式に旅行へ出かける、これまでの写真を1冊にまとめる。「もの」よりも「時間」や「記録」を贈るほうが、あとから振り返ったときに残るものが大きくなります。
素材にとらわれずに選ぶ方法や予算の考え方は記念日プレゼントの選び方で、年数ごとの過ごし方は結婚記念日の過ごし方で、それぞれ詳しく整理しています。
家族で祝うときの段取り(銀婚式・金婚式など)
銀婚式や金婚式のような大きな節目は、ふたりだけでなく、子どもや孫が主催して祝うことも多い記念日です。主役のふたりに負担をかけずに進めるための、段取りの目安をまとめます。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 2〜3ヶ月前 | 家族で日程の候補を出す。主役の体調や予定を最優先に、平日でも構わないと決めておく |
| 1〜2ヶ月前 | 会場を決める(自宅・レストラン・旅行先など)。移動の負担、階段や個室の有無を確認する |
| 1ヶ月前 | 贈り物と、家族からのメッセージや写真の準備を始める。遠方の家族には出欠と役割を確認する |
| 2週間前 | 当日の流れを決める。乾杯の言葉、写真を撮るタイミング、贈り物を渡す順番 |
| 前日 | 予約の再確認、贈り物とメッセージの持ち物チェック、集合時間を全員に共有する |
| 当日 | 主役のペースで。長時間にしない、話す時間を多めに取る |
進め方で迷ったときは、次の3つを意識すると失敗しにくくなります。
- 主役に「何をしてほしいか」を先に聞く。体調や好みを外すと、祝う側の自己満足になりがちです。「食事に行くなら和食と洋食どっち?」のように選択肢で聞くと、答えやすくなります
- 役割を分ける。会場係、写真係、贈り物係、連絡係。ひとりが全部を抱えると、当日に余裕がなくなります
- その場に来られない家族の分も用意する。手紙やビデオメッセージを集めておくと、離れて暮らす家族も一緒に祝えます
結婚記念日のほかにも、子どもの誕生日やペットを迎えた日など、家族の記念日は年々増えていきます。まとめて整理する考え方は家族の記念日一覧にまとめています。
よくある疑問
Q. 結婚記念日は「何年目」から数えますか? 結婚した翌年の同じ日が「1周年」で、これが紙婚式にあたります。結婚してからの1年間を「結婚1年目」と呼ぶこともありますが、名称は「○周年」(満年数)で数えるのが一般的です。たとえば2020年5月10日に結婚したなら、2025年5月10日が5周年の木婚式です。「結婚6年目」と「5周年」が同じ年を指すことがあるので、家族で話すときは「○周年」に揃えておくと混乱しません。
Q. 入籍日と挙式日、どちらから数えますか? どちらから数えても間違いではありません。数える基準になる日を、ふたりでひとつ決めておくことが大切です。決め方の考え方や、両方の日を残す方法は結婚記念日は入籍日?挙式日?で整理しています。
Q. 資料によって名称が違うのはなぜですか? もともと海外の一覧を翻訳して伝えてきたため、訳し方や採用する素材が資料ごとに分かれています。どれを選んでも構いませんし、ふたりが気に入った呼び名を使うのがいちばんです。
Q. 名前が付いていない年はどうすればいいですか? 16〜19年目などは、決まった呼び名がなくても記念日であることに変わりはありません。「○周年」として祝えば十分ですし、ふたりで「今年は旅行の年」のようにテーマを決めるのも楽しい方法です。
Q. 両親の結婚記念日を祝いたいのですが、何周年かがわかりません。 結婚式の写真や招待状を探すか、本人に「結婚したのは何年?」と聞くのがいちばん早い方法です。年がわかれば、今年が何周年かは引き算で出せます。記念日計算ツールに結婚した日を入れると、今年の周年とその名称、次の節目の日付と曜日をまとめて確認できます。
次の節目まで、ふたりで数える
結婚記念日は毎年めぐってきますが、名前を知っていると、その一年に小さな物語が生まれます。「来年は木婚式だから、木の家具を一緒に選びに行こう」「銀婚式は家族みんなで写真を撮ろう」。そんな会話が、次の一年を少し楽しみにしてくれます。
記念日共有アプリ Milivy なら、結婚記念日を登録するだけで、結婚してから今日で何日目か、次の記念日まであと何日かをふたりで一緒に眺められます。写真や思い出も同じ場所に残せるので、紙婚式から金婚式へと重ねていくふたりの歩みを、そのまま形にしていけます。